錦糸卵

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母は手先の器用が自慢の人で、錦糸卵を作る時など極限まで卵を薄く焼き、切った卵は文字通り錦糸のようであった。
お祭りの時などちらし寿司を作ってちょっと気の張る親戚などにも配るのだが、腕の見せ所的張りきりようであった。「まぁなぁんて細く切ってあること」とかなんとか誉められたいのである。
いぢわるな目で見ると、そういう人様に誉められることにだけ張り切るのである。
いぢわるは別にして、卵をちゃちゃちゃっと音をたててとき、卵焼き器に油を染ませた綿をぬりつけ、ほんの少量の卵液を全体に薄く伸ばし、焼き上がったものをぱっとまな板の上にあける、その様子は見ていて飽きなかった。

自分はというと、ご覧の通りの厚ぼったさで錦糸卵にあらず、ただ卵の薄焼きの刻んだのという程度であります。気短だから卵をよくとかないのも原因だし、卵が新鮮過ぎて白身がくずれないというのも原因だろう。
今日は、すし太郎で手抜きした、椎茸だけは丁寧に煮てあなごを乗っけたちらし寿司でありました。
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by totisansan | 2011-01-14 19:53 | 雑談


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